2016/01/15 up!
足のセルフトリートメント
前回は、ひざから足首までの下腿と呼ばれる範囲のトリートメントでした。ふくらはぎは第二の心臓と言われるように、からだ全体の血液循環に大きく貢献してくれるところでしたね。
あらためて、セルフトリートメントとは、自分でおこなうアロマトリートメントのことです。アロマトリートメントとは、アロマオイルを使って、やさしくマッサージすることをいいます。
今回は、足のトリートメントです。解剖学的にいうと、くるぶしから下を足と呼びます。足ツボやリフレクソロジーなど、足うらを刺激することは一般によく知られていますね。足うらに限らず、足という部分は、全身に影響があるところといえます。それではアロマオイルを用意して、早速やってみましょう!
ステップ1
手にアロマオイルをなじませ、足のうら全体にゆきわたらせます。親指の腹を使い、足の裏の指側から踵(かかと)に向かって、中心線を押しましょう。

ステップ2
両手の親指を使い、足のうら全体をまんべんなく小さな円を描くように揉みます。

ステップ3
親指を中にしまったこぶしを作り、指の第1関節と第2関節のあいだでローリングしながら(ニャンコの手)、土ふまずを強めにさすります。

ステップ4
足うらの上3分の1あたり中心線上のくぼみを押しましょう。湧泉・太陽神経叢とよばれます。グーッと数秒間押し、数秒間離します。これを何回か繰り返しましょう。

ステップ5
足の第1指のうら側の真ん中を押します。グーッと数秒間押し、数秒間離す。これを何回か繰り返します。強すぎると痛めてしまうので、痛くない程度にとどめましょう。脳下垂体を刺激します。

ステップ6
踵の骨の内側のほぼ真ん中あたりを押します。目やすは、内くるぶしの頂点と踵の角を結ぶ線の中心あたり。グーッと数秒間押し、数秒間離す。これを何回か繰り返します。これも強すぎると痛めてしまうので、痛くない程度にとどめましょう。子宮・前立腺を刺激します。

ステップ7
最後に、踵の骨の外側のほぼ真ん中あたりを押しましょう。僕参といい、目やすは、外くるぶしの頂点と踵の角を結ぶ線の中心あたりです。
グーッと数秒間押し、数秒間離す。これを何回か痛く無い程度に繰り返します。卵巣・精巣を刺激します。

いかがでしたか? 足のセルフトリートメント。簡単であっけなく終ってしまったかもしれませんね。そんな時は、前回の下腿とセットでされることをお薦めします。圧の入れ具合が下腿と足とでは違いますので、どうしたらいちばん心地いいか、そうしたことも楽しみながら やってみてください。
継続は力なり。体質改善には少なくとも三ヶ月はかかります。自分で出来ることは自分でする。それが妊活卒業の早道です。
次回も妊活に役立つセルフトリートメントをご紹介したいと思います。
