2014/12/07 up!
こんなときどうする?法律を正しく知ろう
知っ得!妊娠・出産・育児のための法律
はじめまして。特定社会保険労務士の片山あゆ美です。
法律というと堅苦しいもの、あまり理解できないものと感じてしまうかもしれません。でも、ぜひ皆さんに身近に感じて知っておいてほしい、妊娠・出産・育児のための法律があります。
たとえば、このようなことが気になった事はありませんか?
- 現在不妊治療中で有給休暇を利用して通院中。もし有給休暇を全部使っちゃったら妊娠した時休めないのかな?
- 子どもは欲しいけど、妊娠したら仕事を辞めなくてはいけないのかな?
- 従業員が妊娠した。喜ばしいことだけど、仕事休まれたら困るなあ・・。
- 従業員が会社に復帰したら、今まで通りに働かせていいの?
このような疑問に、法律は明確に解答をしてくれます。
法律を知らないことで選択を誤ってしまうこともあります
女性が人生の一大イベントである「出産」を迎える時、
- 正社員として仕事を続ける
- パートタイマーとして働く
- 仕事を辞め家庭や地域での役割を担う
などの生き方の選択があります。
自ら望んで選択した生き方であれば、どれを選んでも本当に素敵なことですね。
しかし、『妊娠・出産・育児に関する法律』を知らないために「やりがいを持って頑張ってきた仕事は続けたいけれど、妊娠したから辞めなくてはならない」というような選択をしてしまっては、とても残念なことです。
もちろん企業にとっても、法律を知らないことや体制が整っていないことなどが理由で、仕事に習熟している貴重な人材(人財)を手放してしまうのは大きなダメージとなってしまいます。
そこで、このコラムでは、現在子どもを持つことを望んでいる方や、まだ独身だけど将来結婚して子どもを持つことを望んでいる方達が、スムーズに働き方の選択ができるよう、『妊娠・出産・育児に関する法律』について学びたいと思います。
次回からは具体的に、妊娠・出産・育児に関する法律とはどのようなものがあるのかをご紹介致します。