2015/01/23 up!
妊活ヨガで冷え対策
自分は「冷え体質」だと思う・・・。「冷えがつらい」という女性が周りに本当に多いです。血流を整えて妊娠力アップを目指しましょう。
冷えは血流・自律神経・ホルモンバランスに関係します。
血流が悪いと基礎体温(ホルモンバランス)の乱れにも影響し、卵巣の中の「卵胞」の成長にも関係します。
バランスの良い食生活やストレスをなくすことも大切ですが、身体の「熱」を生み出すのには筋肉が大きく関係します。
寒いと運動不足気味になりがちです。「冷え性」の女性は体幹を鍛えることも意識しましょう!
ただし、いきなり激しい運動をするのは体内を酸化させることにもつながります。多忙な働き女子の方には、ウオーキングやヨガ、ストレッチなどの有酸素運動がおすすめです。
過去、あらゆる冷えとりに挑戦した私ですが、中でも体質改善や体幹のトレーニングに効果があったのが、タイ式ヨガ(ルーシーダットン)でした。そこで、現在は「妊活女性」の方にもこれらを取り入れてレッスンをしています。
タイ式ヨガは寝ポーズ・座りポーズが多く、股関節を動かす動作が多いことが特徴です。これが下半身・骨盤矯正や冷えに効果があります。
もともと修行中の仙人が洞窟の中でカラダをほぐしたり、マッサージしたことから始まったもので、「自己整体法」ともよばれるタイの伝統医療でもあります。「吸って・溜めて・吐く」独自の呼吸法とポーズが血流やリンパの流れをよくします。
今回は「冷え」をテーマに、自宅でもできるセルフケア法をご紹介しますね。
1. 足の指きり
末端を刺激することで足のバランス調整・血流を良くします。親指・人差し指から2本づつ〜小指まで、足指を上下に動かして行きます。その際に上半身は「肩甲骨」を意識して動かすようにしながら動作してみましょう。その後足先から足の付け根までをさすりマッサージをしてみて下さい。お風呂の中や帰宅後のリラックスタイムに5本指ソックスを履いて行うのも良いと思います。
2. 股関節まわし
両手で片足の足裏を抱え、そのまま足先が顔の前をとおるよう足を持ち上げて回します。前方へ外回しを3回、その後内側へ3回。左右両方の足で行います。この際に足の「股関節」「膝関節」を意識してストレッチをします。股関節が気持ちよく刺激される位置を見つけ、息を大きく吐きながら・吸いながらを繰り返します。
身体全体の血流には「足」が大きく関係します。
下半身の血流不良は、骨盤内・子宮周りの冷えにも大きく影響してきます。
冷え対策には積極的に末端から足を動かす習慣をつけていきましょう!